NATO フォネティックコード変換

テキストを NATO/ICAO フォネティックコードに変換し、無線や電話で明瞭に伝えられます。数字・記号・大文字表記にも対応し、対照表付き。

NATO フォネティックコードで一文字ずつ読み上げ表記に変換します。 電話回線が悪い状況でシリアル番号やナンバープレート、パスワードを読み上げるときに役立ちます。文字は Alfa、Bravo、Charlie に対応し、数字や一般的な記号も読み方に置き換えられます。

対照表

NATO フォネティックコードとは

存在理由

雑音の多い無線回線では BCDEGPTVZ はほぼ同じに聞こえます。通話表は各文字を、周波数の半分が失われても取り違えようのない単語に置き換えます。コールサインや座標で BD と聞き違えた事故が実際に起きており、航空・海事分野で使用が義務付けられているのはそのためです。

成立の経緯

現行の一覧は 1956 年に国際民間航空機関(ICAO)が採用したもので、それ以前に異なる母語の話者を対象とした数年間の試験が行われました。NATO も同じ一覧を採用したため 2 つの呼び名があります。各単語は英語・フランス語・スペイン語の話者すべてに聞き取りやすいよう選ばれており、音質が劣化した条件での試験成績が良かったからこそ現在まで残っています。

意外な綴り

  • Alfa であって Alpha ではありません。ph は多くの言語で f と発音されないためです。
  • Juliett は T が 2 つ。フランス語話者が語末の T を黙字として扱わないようにするためです。
  • X-ray は公式表ではハイフン付きです。
  • 9 は Niner。ドイツ語の nein や回線状態の悪いときの five と区別するためです。

実際の使い方

文字を言ってから単語を続けます(「B as in Bravo」)。混在した文字列はまとめて読みます。ナンバープレート AB-12-CD は「Alfa Bravo、One Two、Charlie Delta」です。パスワードや API キーのように大文字小文字を区別する内容では、文字の前に「capital」と付けます。本ページの「大文字を明示」を有効にすると大文字が大文字のまま表示されるので、どこにこの語を入れるべきかが分かります。

オープンソースに関する記載:対応表は ICAO 附属書 10 第 II 巻に準拠しています。直接実装しており、サードパーティライブラリは使用していません。

よくある質問

Alfa と Alpha のどちらが正しいですか?
公式には Alfa です。ICAO は ph を使いません。この綴りは多くの言語で f の音にならず、この表は国際的に機能する必要があるためです。
なぜ 9 は niner と読むのですか?
無線状態が悪いときにドイツ語の nein や five と明確に区別するためです。明瞭さを優先した意図的な変形です。
NATO の表に数字は含まれますか?
含まれます。ICAO は数字の発音も定めており、厳密な航空用途では three を tree、four を fower と読みます。本ツールは通常の英語の数詞に加え、9 のみ Niner を使います。
大文字小文字を区別するパスワードはどう読みますか?
大文字の前に「capital」と付けます。「大文字を明示」を有効にすると大文字表示になるので、どの文字にこの語が必要か分かります。
警察の通話表と同じですか?
異なります。特に米国の多くの警察機関は Adam、Boy、Charles などを使う旧来の APCO 表を採用しています。NATO/ICAO は国際的な航空・海事の標準です。
対応する読み方がない文字はどうなりますか?
英字・数字・一般的な記号は変換されます。それ以外(漢字・かな・絵文字など)はそのまま出力されます。